天野川を淀川にそそぐ河口から源流までを歩いてみます。
一気には歩けそうにないので、数回に分けて歩いたのを接続しました。
山之上の対岸、天野川右岸は村野です。ここは堤防道がR168なので歩けません。冬~春先は河川敷を無理やり歩けます。これがなかなか味わい深い。
■新天野川橋
新天野川橋から僅かの間、東高野街道(の残骸)に合流します。そこから逢合橋までの堤防道がおもしろい。
またや見ん交野の御野の桜がり花の雪ちる春の曙
(新古今和歌集 藤原俊成)
この歌碑は違うところにあるんですが、ここの桜はキレイですので。近隣のボランティアの方が堤防の植物の手入れをされてます。
「天の川 梶の音聞こゆ 彦星と 織女と 今夜逢ふらしも」(柿本人麻呂歌集 万葉集巻10-2029)
天野川緑地ですが、対面の天野ヶ原といい勝負ですよ。
■乙邊南・天の川緑地
「野は嵯峨野さらなり、印南野、交野、駒野、飛火野、しめし野、春日野、そうけ野こそすずろにをかしけれ」
(清少納言・枕草子)
野ではないですが結構お気に入りの場所です。野を残してこそ交野だと思う。
■私市
狩り暮らし棚機津女に宿からむ 天の河原に 我は帰にけり
(古今和歌集 在原業平)
交野のドンツキ、ここから天野川も磐船街道も山に入る。
名勝磐船峡。旧磐船街道が通っていて、戦前は紅葉狩りで賑わい、酒に酔ったクルマがよく川に落ちたそうな。戦後、がけ崩れがあり不通になりました。ブログをどうぞ。磐船神社はすぐ上流です。
ぬれている びんずるさんも 滝の中(交野郷土史カルタ)
開発放棄地あり、グランドあり、モトクロス場もある。荒れ荒れで、ボクはこれを見て脱力しました!
ブログをどうぞ。
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